2024.11.29|日記

鍼施術での事故や悪化してしまった方に

当院は名古屋で唯一の灸専門院で、刺す鍼を使わず施術しております。

ですので、鍼での事故や副反応で鍼が怖く・合わなくなってしまった方も多くご来院されます。

鍼による気胸や脳貧血(暈鍼)、顔の鍼の内出血、鍼が抜けなくなって怖い思いをした、鍼の響きやグイッとくる感じが痛いなど様々です。

眉毛のあたりに鍼打った後に頭までピリピリした感じが残るのは鍼が原因と考えられることの説明や、鍼が直接の原因ではないと考えられる場合もあり、顔の鍼を打ってもらって(通電あり)数日後に顔面麻痺になられた方もご来院されましたが、それは鍼が直接の原因ではないことを誤解がないように対応したこともあります。

鍼灸の古典に『鍼所不為 灸之所宜』という言葉があり、「鍼が出来ないところは灸がよろしい」ということで、鍼が合う場合は鍼で、灸が合う場合は灸が良いのですが灸の方が良い場合に鍼しかしないのは、とてももったいないことに思います。

また、鍼で悪くなった場合はお灸が良いので、もし、鍼で悪くなってしまった場合や鍼が怖くなってしまった場合はお灸を受けていただけましたら幸いです。

熱いお灸が得意ですが、優しい温めるお灸もご用意しております。

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