2021.06.22|お灸のお話日記

『アトピー性皮膚炎と美肌灸』

今月のお灸教室は『アトピー性皮膚炎と美肌灸(顔)』を行っています。

アトピー性皮膚炎にお灸いいの?

お灸をするとどのような効果があるの?

どうして、2種類のお灸を使い分けるの?

そんなご質問にお答えしています。

 

学校のお灸教育では、顔にお灸を据えることを嫌煙している状況なので、お顔のアトピー性皮膚炎に対する直接的な施術を出来る人はほとんどいません。

そしてて鍼はもっと難しく、湿疹部にアルコール消毒後に鍼を打ち、また鍼を抜いた後にも消毒をするので、この消毒操作だけでも湿疹部の皮膚にかかる影響が大きく向いていません。

ですので、美容鍼で顔に鍼が増えている中で、アトピー性皮膚炎の肌ケアを直接することは難しいと考えられます。

 

お灸は、痒みの強い湿疹や掻いたり擦ったりによる苔癬化した皮膚、色素沈着、ステロイドの影響による薄くなった皮膚など傷ついてしまった皮膚を、ケアすることができるので『美肌灸』としてずっと施術してきました。その経験も含め、アトピー性皮膚炎の炎症機構と繰り返す理由、お灸の理論と症状による使い分け、技術の練習をして頂きました。

難しい技術になりますので、練習が必要だと思いますが、多くのアトピー患者さんに喜んで頂きたいと思います。

来週も熱いお灸教室になりそうです!

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