2021.03.08|
肋骨部の痛みと帯状疱疹とお灸の話し
本日は、令和2年度最後の月のお灸教室になる『帯状疱疹』と『肋間神経痛』と『肋軟骨炎・肋間筋損傷』のお灸を学んで頂きました。
肋間部の鍼施術は、気胸のリスクがあり、またアルコール消毒から鍼を受ける感覚はとても不安に感じます。
そんな不安に思う感覚も鍼灸師は日常の施術の中で忘れてしまうことがあります。
今回のお灸教室では、肋間部の鍼を打たれる患者さんの感覚を再確認してもい、さらに安全に行えるお灸の技術と良くなる理論を理解して頂いきました。
病気の症状を和らげる施術は大切ですが、命に関わる病気の鑑別、患者さんに安心してもらえることを理解してもらえるようにするのが学校の授業ではない、プロ向けのお灸教室だと考えています。
4月からは新年度の灸仁会のお灸教室と名古屋鍼灸専門学校の非常勤講師と決まりましたので、多くの方にお灸の理論を伝えて技術の継を承していきます。