2020.07.06|お灸のお話季節のお灸日記

手術後に自律神経の機能が低下してしまうこと③

今年も早いもので半分が過ぎました。

新型コロナによる長期の自粛が解除されバタバタしているうちに梅雨に入りましのたので、自律神経にかかる負担は大きいと思います。

このような状況の中でお灸で良くなられれた方をご紹介して、つらい思いをされている方にお灸を試して頂ければと思います。

元々は元気で仕事もバリバリされていた方ですが、開腹手術をしてから頭痛や不眠、疲れやすくなり、かなり顔色が悪い状態で来院されました。お腹に力が入らず、今までなかった不眠を発症して、お仕事の復帰も不安だったと思います。

当院は、初めての患者さんにお灸体験をおすすめしていますので、症状とお身体状態をご説明してお灸が合うかどうかやお灸の効果を確認してもらうのですが、この時は一番最初から頭のてっぺんにある『百会』に直接灸をいたしました。

患者さんもご自分の状態をよく理解しておられましたので直接灸の了解を頂いて据えるのですが、このくらい頭皮が浮腫んでいると直接灸が沁みて頭の奥に響いて気持ちよく感じたとことでしょう。

そして、全体のめぐりが改善することで頭痛と不眠の症状も改善し、最初とは見違えるくらいキリッとしたお顔になり『おかげさまで良くなりました』はとても嬉しい思いです。

当院が森灸温療院となったのは、『私が責任を持って、患者さん身体と心をお灸で温め療養してもらう』という想いで開院したからです。

今後も、自律神経の乱れや更年期障害でつらい思いをされている方の療養の場所となり、『おかけさまで良くなりました』を頂き続けます。

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